公益社団法人 青森青年会議所

2024年度 事業案内

東北青年フォーラム委員会

副理事長兼委員長 三上 大介

基本方針

 私たち青森青年会議所は、2024年、東北地区協議会最大の運動の発信の場となる東北青年フォーラムを主管する機会をいただきました。私たちのまちは、若年層の市外流出に伴う人口減少、地域経済の縮小等の課題を抱え、活力は失われつつあります。また、青森青年会議所でも、会員数が年々減少し、熱量をもって活動に取り組めるメンバーも少なくなってきました。今こそ、メンバー全員が一丸となって東北青年フォーラムの主管を担う意味と責任を自覚し、地域の発展に貢献する志を持つことが必要です。
 まずは、大会を担う意味を理解し行動する基礎を作るために、メンバー全員が役割を担う実行委員会を設置することで、大会への気概を高めます。そして、より多くの人を巻き込める大会を構築するために、主催者の東北地区協議会や青森県内の各地青年会議所、青森の行政や企業を始めとした関係諸団体と接点を持ち共に大会の準備を進めることで、JC間の協力関係や地域活動の基盤が強化されます。さらに、多くの方に参加してもらえるように、東北各地でのPR活動や青森の市民に向けての情報発信をおこなうことで、大会をより大きく盛り上げます。また、東北各地から多くのメンバーの来訪を迎える機会を活かすため、青森及び東北の魅力を堪能出来る企画を実施することで、地域として魅力を発信する契機を掴みます。さらに、東北地区内の青年会議所メンバーの交流を深めるために、青森ならではの魅力を盛り込んだ大懇親会を企画実施することで、仲間同士の絆を強めます。
 大いに盛り上がった大会を通じて、この地域は、自らの持つ活力と自信を取り戻します。また、志を持ち東北青年フォーラムの主管という役割を果たしたことで得られる経験や達成感は自信につながり、今後の活動の原動力となります。そして、大会を通じて構築されたつながりによって、青森青年会議所は地域に信頼された組織となり、これまで以上に地域に波及する運動を展開し、地域の魅力を活かせる活力溢れるまちを実現していきます。

事業計画

  • 東北青年フォーラム実行委員会の設置
    全メンバーが役割を担う実行委員会を設置し、以降、実行委員会に沿って東北青年フォーラムの主管としての役割を担います。
  • 東北青年フォーラムを学ぶ事業①
    青森市内で東北青年フォーラムin青森の決起集会を開催する。
  • 東北青年フォーラムを学ぶ事業②
    東北各地のブロック大会に参加し、東北青年フォーラムのPRをおこなうと共に、大会の運営を学ぶ。
  • 青森及び東北の魅力を堪能出来る企画の実施
    青森や東北の魅力を発信する物産や飲食ブースを中心とするブースを展開する。
  • 東北青年フォーラム大懇親会の実施
    青森ならではの魅力を盛り込んだ大懇親会を実施する。

地域交流委員会

委員長 石澤 安久里

基本方針

 生活様式の変化により、地域の行事や祭事が廃止や制限をされ、子どもたちの世代を超えた出会いや交流が減少傾向にあります。その結果、祭や行事が継承されない子どもたちは、地域への愛着を育む機会を失い、祭や行事が継承されず地域への関心を失くしてしまう恐れがあります。そのため私たちは、減少傾向にある世代を超えた交流を活発にし、すべての子どもたちが分け隔てなく地域へ愛着をもてる機会を提供する必要があります。
 そのためにはまず、私たちは外部へ歴史と文化の教養を持って事業をするために、地域の歴史や文化について改めて学ぶ必要があります。改めて学ぶことにより、培われてきた地域の歴史や文化の意義や重要性を再認識し、全会員が共通の知識と情報をもって活動をしていきます。そして、歴史や文化が後世へ受け継がれるよう、後継者が育成される活動をおこなっていかなければなりません。特に地域ねぶたは、市民が存続を願っていても運営をする後継者がおらず、やむなく中止をする地域もあります。子どもたちを中心に市民が改めて地域ねぶたに携わるきっかけをつくり、新たな後継者が育まれる活動をします。活動を通じて地域の方々には世代を超えた交流のきっかけの場ができ、多様性を育む機会となります。また、レクレーションや体験学習を通じ様々な人が多様な交流ができる機会を提供し、すべての子どもたちが、どの地域においても様々な体験を得て、挑戦できるきっかけをつくります。
 私たちの活動を通じて、様々な世代が一緒に歴史や文化を学び、交流する機会をつくることで、多様性が育まれ、地元へ愛着がもてるよう活動をしていきます。世代を超えた人々がひとつの活動をおこなうことで、様々な交流の中で地域への愛着が生まれ、育まれた地域への愛着は地元の誇りへとつながります。地元に誇りをもった青少年は主体性をもって活動をするようになります。地元への想いが込められた活動は地域へ伝播し、主体的にまちづくりに関わる人財が生まれるようになります。主体的にまちづくりに関わる人財を中心に、まちはさらに交流が活発になり活気が溢れたまちへと発展します。

事業計画

  • 地域の歴史や文化を学ぶ事業
    地域の歴史や文化の理解と、青森青年会議所とねぶた祭りの歴史を改めて学ぶ。
  • ねぶた後継者育成事業
    小学生を対象に、ねぶた祭の製作体験から運行まで一貫して体験する機会をつくる。
  • 青少年育成事業
    レクスポや体験学習を通じ、様々なスポーツや競技に触れてもらう。

総務委員会

委員長 岩田 健太郎

基本方針

 青森青年会議所は、地域の皆様からの理解、賛同を得ながら厳格な組織運営と地域に根差した運動を継続してきました。一方で、在籍会員数の減少からなる人員不足や新型コロナウイルス感染拡大対策へのデジタルシフトを起点とする試行錯誤を重ねていく中で、コミュニケーションロスが生じ、コンプライアンスが希薄化する一因となり、地域の皆様との信頼関係に傷をつけてしまいました。この信頼を回復するには、メンバー自身がコンプライアンスを意識し、自律と成長の変化を積み重ねながら、信頼関係を構築する必要があります。
 まずは新年祝賀会です。多くの諸先輩方や地域・まちに貢献されている方や他団体に対して、新年度の体制と運動への覚悟と決意を伝え、これまでの運動への支援に対する感謝の意を表すると共に運動への強い想いを発信します。次に、会の最高意思決定機関である総会の開催です。メンバー一人ひとりが会を形成する一員であると共に看板を背負う責任者であることを強く意識づけ、規律ある運営と活発な活動を続けていくために、会への理解を深めて団結する場を設けます。そして、コンプライアンスの厳守です。青年経済人としてモラルある行動を徹底するべく、形影相同のスローガンの下にチェックします。最後に、規律ある組織を実現すべく、定款・諸規程の管理や意思決定である理事会資料の整理に加え、一年間の運動を網羅した飛翔をメンバー及び諸先輩方に発信することで青年会議所の品格を示します。
コンプライアンスを学びなおし、社会規範を再認識した我々一人ひとりは、規律ある厳格な組織の土台となります。規律ある土台の上にある健全で透明性を持った組織は、地域の信頼を取り戻し、より多くの共感を得ながら、同じ志をもつ仲間を増やすことが出来ます。多くの同志とおこなう運動はより大きく広がり、社会に共感を生む組織として持続発展していきます。

事業計画

  • 新年祝賀会の実施
    新年の折に2024年度の青森青年会議所がどのような方向性をもって運動を展開していくのか伝える式典を開催する。
  • 総会の実施(2月・9月・12月)
    会の最高意思決定機関である総会を実施する。
  • 活動記録「飛翔」の作成
    メンバーへ指定の題材について原稿を投稿してもらい、校正・編集を行う。
  • メンバーリストの作成
    2023年度メンバーリストをベースにリストを制作し、デジタルでの配信を行う。
  • 監査の設営
    適切な監査タイミングを検討し、監査資料の作成依頼・監査の実施を行う。
  • 定款・諸規程の管理・普及
    多くの会員の意見を反映するための公開委員会の開催し、変更等がある場合には補足資料の作成を行う。また、現状にそぐわない内容等がある場合には現状に即しつつも、無秩序とならないよう変更案を協議する。
  • 理事会資料の管理
    会館パソコンにて時系列が分かるようにデータ保存を行う。

事務局

事務局長 葛西