公益社団法人 青森青年会議所

青森ねぶた祭運行期間中における不適切行為に関する対応について

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 平素は当会議所の活動に対しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 8月6日のねぶた運行中に、運行支援担当2名が曳手6名に対して、うちわ及び平手で殴打した事象について、殴打という許されない行為を行い、ねぶた祭の尊厳を傷つける行為を行なってしまったことについて深くお詫び申し上げます。このようなことを二度と起こさないために当会議所として以下の対応を実施いたします。

殴打をした当事者2名の処分について

 会員1名(38歳、男性)については、8月18日開催の臨時総会において定款に基づき除名処分とし、今後の当会議所における活動への一切の関係を断ちます。
 ボランティアスタッフ1名(44歳、男性)については、今後の当会議所における活動への一切の関係を断ちます。

青森ねぶた祭への参加について

 来年度の青森ねぶた祭への参加を自粛し、当会議所の運行を見直す時間に当てたいと思います。

再発防止策について

 以下の通り再発防止策を実行いたします。

1.コンプライアンス指導の徹底

本事象は、悪質な暴力行為であるとともに、著しくコンプライアンス意識が欠如していたものと考えられます。そのため、今後は、所属会員に対して、次のとおり、コンプライアンス指導を実施し、会員一人ひとりのコンプライアンス意識の研鑽を行い、意識の向上に努めてまいります。

  • パワーハラスメント防止にかかる研修の実施
  • コンプライアンス研修の実施
  • 事業前の各種研修受講の義務化
2.管理体制の徹底

 本事象の当事者のうち1名は当会議所の会員ではないボランティアスタッフでしたが、当会議所として管理や指導が十分に行き届いていなかったことが本事象の要因の一つと考えられます。また、当会議所においても、一部の会員に対して、注意や指導を行いづらい雰囲気が形成され、管理責任者による管理が十分になされてなかったことも本事象の要因と考えられます。そのため、次のとおり、組織としての健全な管理体制の徹底を図りたいと思います。

  • 組織としての管理体制を明確にし、違反行為者に対しては、毅然とした対応を行うことを徹底する
  • コンプライアンス担当窓口を設置し、日ごろより、会員からの相談を受け付け、相談に対する対応を実施する
  • 部外者が事業に参加する場合には、その身元を把握した上で、当会議所の管理指導に服する旨の誓約書を徴収する
  • 事業実施の際には点呼を行い管理責任者より注意喚起を行う
  • 事業実施中、コンプライアンス担当者による管理を継続して実施する

以上

公益社団法人 青森青年会議所
理事長  石田 壮平